サムガ終了

some girl(s)全公演終了。お疲れ様でした。怪我などなく、無事に幕がおりてなにより。

ほんっとに自分でもどうかと思うけど、ラストシーンの「いつだって」で悪い顔してるのに千秋楽で初めて気がついた…!今までなに見てたの(^∇^)言い訳するとグローブ座は死角が多くてごにょごにょ…いやあのシーン正面から見た日全然あったよね…あはは(^∇^)
それはさて置き(置いた)、今まで気が付かなかった私でも「ヒィッ!?!!」っとなるような口が歪んで目が笑っていない、えらい顔の「愛してるよ。いつだって。」で千秋楽の幕が閉じました…それは…解釈がまた変わってくるよ…?

見る度毎回思っていた事があって。男は女たちが自分を責め出すと『はーめんどくせー』みたいな顔をして、自分が呼び出したくせにその場を切り上げたそうにするでしょ。会う前にそうなる可能性大だって思わなかったのかね?どう考えたって責められるでしょ。それとも「私も実はあなたの事を考えていたの!あの時は辛かったけど、今はわかり合えて嬉しい!」みたいな展開になると思ってたのかね?本当に?サムの肩を抱いて顔を近付けて囁くように、リンゼイの両の手を握って上目遣いで甘えるように、「君に会いたかったんだよぉ」って言うのを見てると、確信犯的というか『この女丸め込まれないかなー情に流されてくんないかなー』っていうのが透けて見える。ただ一方で、みやけさんが演る事によって天然のタラシみたいに見えるのも配役の妙ってやつ(ちなみに前述のリンゼイのシーンでは、私は心の中で「かっっっっっわいいいいいいぃぃぃぃ!!!!!」と叫んでいる。くそう。) 書いてて気付いたけど、自分からまだ話が終わってないって引き止めるのは唯一ボビーだけなんだ。

『このままじゃ自分の気持ちに整理がつかない』とか『自分自身に向き合うため』とか『微かに残る違和感のようなチクチクしたものの正体を突き止める』とか、ぜーーーーーんぶ自分。最後のキレるシーンも己の正当化だし、全ての主体が自分。元カノとの関係を大丈夫にする、とか元カノのために何かしてあげるとか口では言ってたけどなにも出来てないし、主体が自分だから、昔も今も自分の思った通りに動いてるだけだから、相手の気持ちなんか何年経っても何も考えてなかった。「逃げたから怒っただろうな」とかそのくらいの事だけ。結局、男はこの小旅行でなにがしたかったのかって、雑誌に乗るために元カノ達をネタにして小説を書いて名声を得て、それの何が悪い!って開き直ってはみたけど、やっぱり元カノの反応が怖くて(暴露本とか書かれたら最悪だからね)心象を悪くしないようひとりひとりに会って、それを録音してまた新たなネタが見つかればめっけもん、みたいなノリだったんじゃないかなー…で、丁寧にやり返されてるっていう…。男のいう『人並みのしあわせ』が小説による名声なのか愛されることなのかはたまた両方なのかわからないけど、たったひとりの人から愛されることだとしたら、永遠にその人並みのしあわせは掴めないよ、たぶん。

という感じで今年のお勤めは終了。また来夏お会いしましょう。
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