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アイドルを信じること

V6 20周年コンサートツアーが終わって1週間が経とうとしているが、喪失感が酷くてずっと死んだように生きている有様である。毎回終わると「何を楽しみに生きて行けば…」みたいな気分にはなるが、ここまで酷いのは10周年以来な気がする。さすがアニバーサリーイヤー、喪失感までアニバーサリー。



先日終わったV6コンサート本編の挨拶で、剛くんと健くんが「V6を信じて付いてきてくれて、ありがとう」と感謝を述べていた。意識していた訳ではないが、今から思い返せば信じて付いて行った20年だったのかもしれない。


15年前、剛くんに「信じて欲しい」と言われたことがある。2000年の5月11日、6人で出演したオールナイトニッポンスーパーの中でのこと、その時ちょうど剛くんにまつわるスキャンダルが掲載されてちょっとした騒動になっていたのだ (ちなみにこの騒動を告発した人間が、数年後に狂言だったと雑誌で明かしてたことを剛くんの名誉のために記しておきたい)。

そのラジオで剛くんはこう言った。

「皆を裏切るようなことは僕はしていないので、それは信じて欲しい。(中略)今まで通り仕事を頑張って行きますので信じて応援して欲しいなと思っています。」

「信じるって言ったって、何をどう信じればいいんだろう」当時思春期の高校生だった私は、このラジオを聞いた翌日の朝、南北線のホームでぼーっとこんなことを思っていたのを今でも覚えている。
アイドルを信じるということは、アイドルファンでない人にとって時に馬鹿にされるようなことであると、アイドルだって聖人君子ではないから、時に間違いを起こしたりファンの見えないところでは何をしているかわからないということも、高校生の私だってわかっていた。
それでも私は剛くんのことが好きなまま、信じるということがわからなくても、V6のファンを続けた。


その時のラジオで剛くんの言葉を受けた坂本くんはこう言った。

「こういうことが起きたのも、キツイ言葉を言うかもしれないけど剛自身の責任でもあるし、(中略)これからの剛の頑張りを見て頂ければ剛という人間がわかると思う」

坂本くんの言う通りだった。剛くんの仕事ぶりを、言葉少なに語る心からの発言を、コンサートで見せる暖かい眼や他の5人が剛くんに寄せる信頼を見てきた15年は『信じること』の貯金をしてきたようだった。
ゆっくりとした足取りでも着実に歩んで行く6人をずっと見続けた私は今なら、坂本くんを、長野くんを、井ノ原くんを、剛くんを、岡田を、そして勿論自担である健くんを信じていると言えるし、これからもきっとずっとV6と共に歩いていくのだろう。例えコンサートに行けなくなっても、グループの活動が何年無くても、V6という形がある限り6人のことを想い続けるのだろう。




11月1日にツアーが終わってから2日後のジャニウェブの連載に健くんが載せた写真がある。キーホルダー型のファンクラブ会員証を手に載せた写真で、夜の雑居ビルが窓の外に映るアングルだった。よく見ると、窓に映る健くんの左手の薬指にはキーホルダーのリングが嵌められている。キーホルダーは窓には映らず、まるで左手の薬指に指輪をしているように見えるのだ。なんてロマンチストな自担…。左手の薬指に指輪を嵌めるのは、左手の薬指と心臓が繋がり、愛の力が宿るという古代エジプトの信仰に由来しているそうだ。どうかこれからも健くんが大好きな5人と笑って年を取っていけますように。そして願わくばそれを私たちも眺めていけますように。






オールナイトニッポンの発言の詳細はこちらを参考にさせて頂きました
http://reddishmind.web.fc2.com/v6/MEDIA/radio/others003.html