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アラフォーアイドルV6が売れてるかもしれない

V6の新譜 Beautiful World が初動115,760枚の売上でオリコン週間ランキング1位を獲得。めでたいめでたい。
正直なところ、1位よりも初動11.6万枚に驚きが隠せない。若い子たちのファンは10万枚位で何を…と思うだろうが、まあ聞いてくれ。


初動売上10万枚超えたのがHONEY BEAT(2007年)以来

前作Timeless、前々作Sky's The Limitも2週目以降に10万枚を突破してさすが20周年と思っていたが、イベント応募も何もない*1今作のこのぶっちぎりの売上に「ファン増えたっていう噂は都市伝説ではなかったのでは…?」と戦々恐々としている。もしかしてV6売れてる?(当社比)

HONEY BEATという曲は今でもコンサートでは必ず歌われるからさして懐かしい感がない。CD出たのいつだっけ?と思ったら2007年1月。昔か!!9年前。マリウス7歳。やばい。私もピチピチの20代。やばい。ていうかCD売上右肩下がりの時代にここ2年売上右肩上がりとは?
なんか新曲に伴う雑誌露出も20周年以前に比べて表紙とか多い気がするんだけど気のせいかな…?20周年は特別だったと思ってたのに、その露出が21年目も続いてる感じ。怖い。V6売れてる(確信)





「アイドルではない何か」を突き詰めたら「アイドル」に戻った


メンバー全員アラフォーになってまた売れてくるってアイドルとしては不思議な現象だなあって思っていた時に見かけた記事。女性アイドルのことを書いている記事だけど、ジャニーズにも共通することがあると思う。

受容する側がアイドルに「若さ」を求めがちな一方、アイドル自身もこれまではキャリアを積むにつれて「アイドルではない何か」になりたがる傾向があった。

(中略)
昨年12月20日の「ボクらの時代」において前田敦子高橋みなみ指原莉乃を前にして話した内容はとても興味深い。
「(いつまでアイドルなのか、という高橋みなみの問いに対して)アイドルで始まったなら、アイドルで終わるんだよ。やめてからも、メディアでの取り上げられ方は「あっちゃんが」。「あれ、変わらないぞ?」と。でもそれって別に嫌なことじゃないなと思って。だから肩書は(高橋が)「歌手」とか(前田が)「役者」だけど、今でも「アイドル」」(上記記事より抜粋)

確かにV6も「アイドルではない何か」になりたい人と、「アイドルであること」にこだわる人がせめぎ合っていたグループだったなあと思う。
過去に「アイドルであることに誇りを持ってほしい」と言った健くんと言われた岡田はその代表例みたいな2人だったし、剛くんだって夢中になれるものを探して舞台に巡り合った。シャイで、前に出るタイプでもなく、典型的なアイドルであることが得意そうな人ではなかった。*2 (ただ、アイドルであってもなくても、職人気質というか特定分野を地道に突き詰めていくような人たちが6人集まったのがV6だった)


でも、不思議なことにメンバーひとりひとりがこれだと言うような進む道を見つけて邁進し続けて20年経ったら、グループもすごくいい感じになってきた。年を取ったら諸々バランスも取れるようになったのか、なにしろ以前に比べてグループ活動についての不安がなくなった。年がら年中V6としての活動を見れるわけではないけれど、このままのペースでゆるく長く付き合って行けるんだろうなあと自然に思えるようになった。年を重ねたから出せる力の抜けた自然体な感じとか、パフォーマンスになるとガッと集中してかっこいいV6を見せてくれる所がこのところの人気の一旦なのかも知れない。



岡田が昨年の20周年の時に「僕が入口でも、他のメンバーのことをもっと知ってほしい、好きになってほしい」としきりに口にしていた。アイドルではない何かになれる場所を求めてひとりで戦っていた人が、原点であるグループに以前よりもずっと想いを寄せるようになった。
「アイドルではない何か」を突き詰めていったら「アイドル」に戻った。あっちゃんが言っていたのと同じだ。
「俳優」でも「司会者」でもいい、何になってもいい。でも「アイドル」に戻れる場所があることは幸せなことなんじゃないかと思う。

全てのアイドルたちが、いくつになってもアイドルであることに誇りを持てる日が来るだろうか。来てほしい。







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*1:Timelessはイベント応募、Sky's The Limitはミュージックカードがあった

*2:かと言ってジャニーズ純粋培養みたいな面もあるから剛くんとは誠に不思議な人である